
富山県魚津市の玄関口である魚津駅前で、地元の味覚を堪能できる屋台イベント「魚津駅前屋台~秋酒と紅ズワイ~」が10月10日と11日の2日間開催されます。主催は今年6月に設立された魚津観光まちづくり株式会社で、自主事業としては初の試みです。
イベントの目玉は、魚津港で水揚げされた新鮮な紅ズワイガニと地酒のペアリングです。紅ズワイガニは漁場が近く鮮度の高さに定評があり、会場ではゆでた半身をリーズナブルに提供。あわせて地元の魚津酒造が醸す季節限定酒「ひやおろし」が用意され、「北洋」「帆波」シリーズの秋酒のほか、生酒「帆波 オレンジ」や限定酒「UO」など、多彩なラインナップを飲み比べできます。
さらに、魚津漁協直営のキッチンカーや地元飲食店も多数出店。バイ貝の炊き込みご飯「魚津バイ飯」、深海魚ゲンゲの唐揚げ、名物ます寿司や白エビのどんどん焼きなど、地域の食文化を堪能できるメニューが並びます。11日には老舗「源七」による餅つき実演も予定され、つきたての餅が振る舞われる予定です。
同社は「魚津駅前での開催により、食の魅力を発信するだけでなく、イベント後の駅前飲食街『柿の木割』にも回遊効果を期待したい」としています。
開催時間は10日が17時~21時、11日が13時~17時。小雨決行で荒天時は中止となります。紅ズワイガニの解禁時期と重なるこの時期、魚津の食と酒を一度に味わえる貴重な機会となりそうです。